PROFILE
伊藤仁美 Hitomi Ito |
桐朋学園高校、大学音楽学部ピアノ科卒業。全日本学生コンクール高校生の部入賞。NHK洋楽オーディション合格。ソロリサイタル、室内楽のほか東京シティフィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団などとコンチェルト共演。テレビ,ラジオ放送「FMリサイタル」「FM名曲リサイタル」などにたびたび出演、又、全国各地でトークコンサートなどの演奏活動や公開講座、コンクール審査、執筆活動など幅広く活躍している。
ギロックからの信頼と賞賛 |
1992年、1993年に渡米、ウィリアム・ギロック氏に師事し、同氏から「自作の最も理想的な演奏家」との信頼と賞賛を受けフォンテックからリリースした「叙情小曲集」は、NHKでの放送、アメリカの音楽雑誌や放送でも広く紹介され好調な売れ行きを示している。
その他、ギロック作品集として「MAJORSand minors」「SONATINES」をフォンテックから、「はじめてのギロックと発表会のための小品集」「こどものためのアルバム」をビクター・エンタテインメントからリリース。 又、邦人では初録音の「演奏会用大独奏曲」を含むリストの作品集と「山口美名子作品集」をビクター・エンタテインメントから、プラハ・ヴラフ弦楽四重奏団と共演した「ドヴォルジャークのピアノ五重奏曲Op.81」をフォンテックからリリース。
1993年のリサイタル「ラフマニノフの夕べ」は、朝日新聞にて年間ベスト3に選ばれる。
1998年にはプラハでギロックを紹介するレクチャーコンサートを行い、音色の多彩さに賞賛を受ける。
2004年のリサイタル「チェコ音楽メモリアルイヤー」は、アンコールコンサートに選出。
2005年のリサイタルでは、名古屋音楽ペンクラブ賞を受賞。
1999年から2008年まで毎年ギロックCD制作オーディションを主催、入選者のCDを10枚リリースする。
多数のCDをリリース |
2000年、チェコの作曲家、Z.フィビヒのピアノ曲集の「気分、印象と思いで」の全376曲から30曲を選曲、校訂して全音楽譜出版社から出版、その30曲を収録したCDが、ナクソスからリリースされる。
2002年には、同じくチェコの作曲家、ヤナーチェクの「ピアノ作品集」
2003年、ベンダからスークまでチェコの作曲家15人のピアノ曲を集めた「チェコピアノ作品集Ⅰ・Ⅱ」
2004年ドヴォルジャーク没後100年を記念してピアノ曲集「詩的な音画」Op.85を校訂した楽譜とCDが全音楽譜出版社から出版される。
また、ブルクミュラーの新校訂された楽譜に準拠して演奏した「練習曲Op.100&Op.109」全43曲を収録したCDを全音楽譜出版社からリリースする。
ヤマハミュージック・メディアからは、ギロック「叙情小曲集」「ピアノ小品集」「やさしいチェコ連弾曲集」の校訂楽譜(CD付)を出版。
金城学院大学講師、ギロック協会主宰
日本ピアノ教育連盟会員、全日本ピアノ指導者協会正会員
愛知芸術文化協会会員、せきがはら人間村財団顧問