ギロック協会へのおさそい

「自然を描き、人間を語る音のオアシス…」

アメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックの作品は、どれもみな表情豊かなイマジネーションにあふれ、小さな小さな曲の中にも、自然の美しさや逞しさ、人間の心の痛みや生きる喜びなどが、表現されています。又、世界各地の音楽、幅広い時代の様式を使って作曲されているので、初歩の段階からピアノを弾く楽しさと満足感を味わいながら、練習することができます。

全音楽譜出版社から、「はじめてのギロック」「こどものためのアルバム」「アクセント・オン１，２」「発表会のための小品集」「ピアノピースコレクション1・2・3」「ギロックの世界」又ヤマハミュージックメディアから「叙情小曲集」「ピアノ小品集」などたくさんの楽譜が出版されています。

ギロック協会では、これらのギロックの作品を基礎にして、正しい西洋音楽の様式、ニュアンスなどを学び、他のいろいろな作曲家のピアノ曲を演奏する道を開きたいと、考えています。又、身体や手にとって最も楽で合理的なテクニックを身につけ、無理なく一生ピアノを弾いていくことをめざしています。

協会員には、ギロック協会主催の催しやＣＤの割引、日本で出版されていない楽譜の予約、注文などの他、定期的に研究会を開き､演奏上の疑問、悩みをともに考え、又すばらしいアイデア、研究成果を発表する場を提供しています。そして時には、会員の希望する講師を招いてアンテナを広げ、年3〜4回の会報をお送りします。

主宰　伊藤仁美